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物語の原型Ⅱ

Posted by MANA_NEWS on 16.2007 2 comments 0 trackback
以前にアメーバの書評ブログのほうで、創作に関する話題として「物語の原型」という記事を書いたのですが、
まあつまり、キャラクターであったりシチュエーションであったり、
「書き手本人にとって大きな意味を持つ物語の構造というものがあるはず」というような話なのですね。


福井晴敏が「少年がいておっさんがいて日本人の誇りを問う物語」ばかり書くように、
藤原伊織が「ひきこもりドロップアウト主人公→だけどモテモテキャラ」を好むように、
意識的であるのか無意識であるのかは置くとして、
「どうしてもそうしてしまう」ような――言ってみれば、「クセ」のようなものがあるのではないでしょうか。


私自身の創作はと言えば、毎度のように分かりやすく同じことばかり書いているので、いまさら分析するまでもないのですが。
あえて言うのなら、「親という存在の不在」でしょうか。
どの主人公にも親がいないわけではないのですが、保護者として機能していなかったりして、必ずそれ以外の人物が「親がわり」として存在するのですね。
志村にとっての永一がそれだったり、永一にとっての正春がそうであったり。


そして、これのナニが問題かと言えば、本物の親であれば親ばなれできる時期がくるのですが、
「親がわりの他人」からはなれていくのは、ものすごく難しかったりするのです。
そもそも、親がわりにしているとゆーこと自体に気づいていなかったりするわけですから。


これは私自身がそういう人間であることから来ている話で、
いまだに何が恋愛で何が友情で何が愛情なのか、分かってないようなところがあるのですね。

だから自分に何度でも問いかけてしまうのですが……


これが私にとっての「物語の原型」であるように、
誰しもそういう「こだわってしまう」関係性やシチュエーションがあるのではないでしょうか。
結果的にそれが「個性」というものになって物語に表われているのかな、という気がします。


Category : プチ創作考
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